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3ヶ月でTOEIC300点アップする方法

〜実践で使える英語力の獲得法〜

「心構え」編

今回は、「実践で使える英語力」の身につけ方です。

 

あえて、"実践"と書いたのは、TOEICなどで高スコアーを取ることだけを目指すのではなく、本当にビジネスの現場や留学などで、「英語を使う」ことも視野に入れてほしいからです。

 

実際には、TOEIC満点とか英検1級とかを持っていても、話せない人はたくさんいますからね。

 

今回は、今までの自分自身の経験も踏まえながら、どうしたら資格を保持するだけの「頭でっかち」の英語学習にならないか、その点も踏まえてお伝えしたいと思います。

 

では、実践で使える英語力を身に付けるには、どうしたら良いか?

 

すばり、英語が使えるようになりたければ、勉強してはいけません!

 

いきなり、変なことを言うようですが、まずは説明を聞いてください。

 

「英語を使えるようになる」ということは、みなさんの「口」を使って英語を話し、「耳」を使って英語を聴き、「目」を使って英語を読む、ということです。

 

つまり、英語を使えるようになるということは、みなさんの身体活動を伴います。

 

だから、どちらかと言うと、英語は、数学、国語、社会、理科のような科目とは性質が異なるもののはずなんです。

 

ところが、日本の学校では、英語は、5科目に分類されていますよね。

 

これが、そもそも、みなさんが英語をできなくしている一番の原因です。

 

英語を話したければ、「話す」練習をしなければいけません。

英語を聴きたければ、「聞く」練習をしなければいけません。

英語を…(以下同じ)

 

そう意味では、英語は本来は、体育、美術、音楽などの実技科目に分類されなければいけないはずなんです。

 

下の図を見てください。

スポーツを例に取ってみました。

スポーツの最終ゴールは、公式戦で勝つ事です。

 

ところが、いきなりスポーツを始めた人が、試合で勝てるわけではありません。

 

そこに行き着くまでには、やはり「基礎」➡️「練習」➡️「練習試合」というようなプロセスがあるわけです。

 

こうしたステップを踏んで、ようやく「公式戦」で勝てるようになるわけですね。

 

この公式戦を、語学学習で例えるなら、「ビジネスでの交渉」「留学先でのプレゼンテーション」です。つまり、実際に英語を使う場面ということです。

 

日本の学校教育では、上の図の「基礎」の部分を徹底的にやります。単語を覚えたり、文法を覚えたり。

これは、これで非常に大切なことです。

 

ただ、その「基礎」だけでは、絶対に「公式戦」で勝てるようになりません。

途中の「練習」「練習試合」というプロセスを飛ばしてしまっていますよね。

これは、水泳の場面に例えると以下のような図の状況に相当します。

 

先生がプールサイドで、子供達を整列させ、クロールの技術の説明をしている場面です。

 

「今日は、仮定法の勉強をします。仮定法とは…」

「今日は、不定詞の勉強をします。不定詞とは…」

 

こんな感じです。

 

 

さて、これだけで果たして、クロールが上達するでしょうか?

 

もうお分かりかと思いますが、この状況だけでは、絶対にクロールができるようにはなりません。

 

クロールが上手になるためには、「クロールの練習をする」ことが一番大切です。

実際にプールの中に飛び込み、泳ぐ練習をしなければならないのです。

 

最初はうまく泳げなくても、もがきながらも泳ぐ練習をしていくことで、少しずつできるようになってきます。

 

もちろん、息継ぎのタイミングとか、手の形、足の形に関する「知識」を先生から学ぶことは必要ですが、それらの知識を活用して、実際に泳いでみるという行為をしないことには絶対に泳げるようにはならないのです。

 

 

水泳だけではありません。

実技科目は、すべてこの点で共通しています。

 

もう一つ例を出すと、車の運転も同じです。

教習所では、交通ルールを教室などで学ぶ講義の時間と、実際に車を運転する実地研修とで構成されていますね。

 

いくら、交通ルールだけを知っていても免許証は手に入らないのです。

逆に、いくらハンドルさばきだけが上手くても免許証はもらえません。

 

知識と技術が両方あって、はじめて免許証が手に入るのです。

 

今までの日本の学校の英語教育では、この「知識の獲得」のみに重点が当てられ、「技術の獲得」の育成が決定的に不足していました。

 

ですから、よく「日本人は、大学を含めて10年以上英語を勉強しているのに、ちっとも英語ができるようにならない」と言われますが、上のような理由を知ってもらえれば、英語ができなくなるのは、むしろ当然なのです。

 

ですから、逆に言えば、もう英語に関する知識(いわゆる文法)は十分にあるわけですから、あとはそれらの知識を使って、技術を磨けば良いわかです。つまり、どんどん英語を使う、ということです。

 

スポーツで言うなら、素振りをしたり、シュート練習をしたり、パス練習をしたり、いわゆる「練習」に相当します。

  

しかし、この時点で、「基礎」が十分ではない人は、もう一度、基礎体力をつける必要があります。

まずは、英語学習における「基礎」の身につけ方から見て行きましょう。

 

「基礎」編

英語学習での「基礎」とは、単語力、文法力のことです。

一般的な日本の英語教育でフォーカスを当てているものです。
この基礎体力は、この先の「練習」、「練習試合」をこなしていく上での土台となるので、この辺が怪しい人は、ここから鍛え直すようにしましょう。
では、まずは単語力から。
単語力をつけるためには、まずは大学受験用の単語帳を1冊丸々覚えてしまいましょう。
 
以下のような単語帳がおススメです。
『DUO3.0』
日本で一番売れている英単語帳です。とりあえず、何から始めたら良いか分からない人は、ここから。
できれば、CDも合わせて購入してください。

DUO 3.0

 

DUO 3.0 / CD復習用

 

 

『システム英単語』

 

これも英単語帳の大道。

システム英単語 (駿台受験シリーズ)

システム英単語 Ver.2 (CD) (駿台受験シリーズ)

 

とにかく、英単語帳はなんでもいい(CD付きが望ましい)ので、どのページを開いても知らない単語がないくらいに使い込むのが大切です。

 

 さて、次に文法力ですが、これも、大学受験用の一般的な英文法書をとりあえず1冊マスターすれば良いでしょう。

 

代表的な英文法書を紹介しておきます。

 

『頻出英文法・語法問題1000』

全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)

 『英文法・語法問題 Next Stage』

Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服

「練習」編

ここまで、英語学習の「基礎」編として、単語力や文法力をつけることを見てきました。

 

では、次に「練習」編です。

語学学習では、どんな「練習」をすれば良いのでしょうか?

 

それは、ずばり、「ディクテーション」と「シャドーイング」です。

 

ディクテーションとは、「聞いた英語を一字一句書きとる」作業です。

シャドーイングとは、「聞いた英語を一字一句発声する」作業です。

ディクテーション、シャドーイングの方法などは、こちらでも確認できます。

 

ポイントは、ディクテーション➡️シャドーイングの順番で行うことです。

さて、ここで覚えておいてほしいのは、「語学力の身につき方」です。以下の図をご覧ください。

この図を見ても分かるように、一朝一夕には伸びないということを知っておいてください。

 

よく、英語の学習を始めた人が陥りがちなのが、1ヶ月、2ヶ月やってみて、TOEICを受験して、すぐに自分の成長度を確かめてみるということ。

 

ここが、スポーツとか、他の習い事と違うところなのですが、語学の成長度は、右肩上がりには伸びないということです。

 

語学は、ある時期に一気に伸びます(上記図内、3ヶ月目)。

 

それまでは、横ばいだったり、逆に下がったりするような時期もあります。

 

少しディクテーションやシャドーイングをやったからと言って、急にできるようになるなんてことはありません。

 

やった分だけ、成果が見えるというなこともありません。

 

この時期に、「あ、やっぱり自分にはできないんだ。」って 大抵の人が諦めてしまうんですね。

 

なかなか目に見えた成果が出なくても、継続しましょう!

 

すると、ある時期になると、一気に英語が理解できるようになります。突然、「あれ、読める!聴ける!」という感覚を覚える時がやってきます

 

この感覚が来るまで続けられるかがポイントです。

 

この時期を、ブレークスルーポイントと言います。

英語が自分の身体に染み込んでくる感覚があります。

 

上の図で言うと、3ヶ月あたりに急激に伸びていますよね。

個人差はありますが、このブレークスルーポイントは必ず来ますので、そこまで諦めずに根気よく続けることが大切です。

 

このブレークスルーポイントに達すると、英語が理解できるようになるだけでなく、ある程度自分の意思を英語で伝えられるようにもなっているはずです。また、夢を英語で見たりするようにもなります。

 

TOEICも300点ぐらいは軽く上がります。

 

「練習試合」編

さて、ここまで来れれば、公式戦で勝つための基本的な技術は身についているということになります。

 

ただし、残念ながら、これだけでも、実践で使えるレベルであるとは言えません。

 

これからは、今まで培った「技術」を使って、いよいよ実践練習をしていく段階です。

 

公式戦の前の練習試合ですね。

 

では、練習試合では何をすれば良いのでしょうか。

 

それは、いかに対人練習を積むかです。

 

今まで身につけてきた、語彙力、文法力を使って、実際に実践練習を始めるのです。

 

具体的には、

 

・英会話の授業でどんどん英語を話してみる

英語村(※近大生限定)などで提供されている様々なアクティビテに参加してみる

・HUBなどの外国人がよく集まる場所に行き、お酒を飲みながら英会話を楽しむ

世界を目指すサッカープレーヤー・コーチのための英会話教室を利用する(宣伝w)

 

とにかく、ここからは、実践練習を積むことが大切になってきます。

 

もう一つ、この練習試合段階で大切になってくるのは、「自分が最終的にどの公式戦で勝ちたいのか」を明確にして、その公式戦の特性に応じた英語学習を始める、ということです。

 

どういうことかと言いますと、スポーツでも一言で公式戦と言っても、様々なレベル、大会の競技形式、特性などがありますよね。

 

例えば、Jリーグなどのように、日本のチームが日本一をかけて争うリーグ、国と国の代表チームが世界一を目指すFIFAワールドカップであったり、一言で「公式戦」と言っても、その試合で勝つための戦略はやはり、試合毎に変えていく必要がありますよね。

 

語学学習も一緒です。

 

自分が英語を学んで、「一体どの試合で勝ちたいのか」を考えた学習方法をしていくことが大事です。

 

留学できるぐらいの英語力?

ビジネスで使える英語力?

 

留学と言っても、ワーホリ、語学学校、大学留学のどれ?

ビジネスと言っても、単純に日常会話ができるレベル?それとも交渉?プレゼンテーションできるぐらい?

 

英語力と一言で言っても、いっぱいあります。

各々の場面で必要とされる英語力のレベル、英語の種類に応じて、方向性を定めて学習していく必要性があります。

 

もし、あなたが海外の大学などへ留学することを見据えているのであれば、今通っている大学などのスピーキングの授業で、アカデミックな英語になるべく触れるようにしましょう。自分で英語でどんどん発話、プレゼンテーションなどをするようにすると良いです。

 

また、もしあなたが、海外のサッカーリーグなどに挑戦にいくのであれば、やはりサッカー現場で使われる特有の言い回しなどに慣れておく必要があります。世界を目指すサッカープレーヤー・コーチのための英会話教室などを利用しましょう。

 

外国人の友達と会話をしたいのであれば、HUBなどの外国人がよく集まる場所に行き、どんどん英語で話しかけましょう。これは、実際に私自身も今、やっていますが、英語のスピーキング力を伸ばすのにはうってつけです。アルコールが入ると羞恥心が和らぎ、英語をどんどん話せるようになるんですよね。お酒の力を利用するのです。

 

将来、留学を目指すのであれば、一度短期で海外の語学学校に行ってみるのも良いかもしれないですね。

 

とにかく、この練習試合の段階では、練習試合の相手を的確に選ぶことが大切になってきます。

 

また、TOEICやTOEFLでハイスコアーを目指す人は、この段階になってから、問題集に取り組むようにしましょう。

 

よく最初から問題集などをやる人がいますが、英語力の土台、つまり「基礎、練習」が十分ではないうちから、問題集などに手を出してしまうと、問題慣れすることはできますが、肝心の英語力が身につかないということがあります。

 

また、巷では、英語を使えるようになるのに、文法は必要か否かという議論が交わされていますが、正解は、必要でもあり、必要でもないということです。

 

海外の大学などのように、アカデミックでフォーマルな英語を話したり、書いたりする必要がある場合には、当然、文法的に正しい英語力は必要です。

 

しかし、ワーホリとか、サッカー留学のような場合には、文法はそこまで必要ではありません。

文法なんていう細かいことにこだわっているよりも、とにかく自分の考えを身振り手振りでも交えながら伝えることが大切です。

 

要は、これも自分が英語を使って何をしたいか、によるということですね。

「公式戦」編

さて、ここまで「基礎」➡️「練習」➡️「練習試合」と積み上げてきたら、あとは「公式戦」で勝つのみです。

 

あとは、思う存分、英語をフル活用しましょう。
これだけ、準備をしてきても、最初は勝てないでしょう。
焦らずに実践を続けてください。
最終的には、場数をどれだけ踏むかです。
ぜひ、英語力を武器にして、新しい自分を発見してみてくださいね!

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